これを見てくださっている旦那さんは、きっとそれだけで優しい旦那様なので、奥様が産後クライシスになるかも。といった心配はいらないかもしれません。
しかし、世の中にはこの「産後クライシス」というものを知らない旦那様はたくさんいらっしゃると思います。
知っているだけで、出産後の妻の変化に戸惑わなくて済みますし、どんな行動をしておけば夫婦円満でいれるかを知っていれば実践できますよね。
良かったら参考にしてみてくださいね。
産後クライシスとは
出産後に夫への愛情が冷め、急激に夫婦仲が悪くなる事を言います。
妻は、子供が産まれたことで嫌でも変わらなくてはならない状況になるので、生活リズムも心境にも全てに変化が現れます。
しかし、夫は体の変化があるわけでもなく、自分で産んだわけでもないので、妻が感じている変化についてくることが出来ないんですね。
その結果、妻はどんどん母親になっているのに夫は自分と同じ目線で子供を愛してくれない=父親になってくれないという寂しさを抱え、
夫は母親になる前の妻の姿が無くなり、自分へ注がれていた愛情が子供にうつってしまったという寂しさを抱えることで、お互いにどんどんすれ違いが生じてしまうわけです。
夫に学ぶ!産後クライシスがない理由
妻にありがとうを言う
夫は、夜中娘が起きて、私が授乳をしたりオムツを変えている時に「ありがとう」と言ってくれます。
産まれて初めの頃は、夜も一緒に起きてお世話をしてくれていました。
お互い、はじめての子育てで何も分からない時に、「夜の間は電気こっちの方がいいかな」とか「子供の布団はこれで寒くないかな?」などと一緒に相談する人がいるだけで、本当に心強かったです。
しかし今は、夫は次の日も仕事がありますし、娘もそこまで頻回に起きるわけじゃないので、私だけ起きてお世話をしています。
夜起きてお世話をするって、世話をしているうちにだんだん目が覚めてきちゃって、次に寝るまでに時間がかかり、やっと眠れた頃にまた起こされたりするので結構眠いんです。
しかも不思議なことに、夫が夜勤の時に一人でお世話をするのは平気なのに、夫がいる時に一人で起きるのってなんだか孤独なんですよね。(笑)
でも、そんな時に「ありがとう」の一言があればかなり救われます。
妻は旦那さんが仕事に行ってくれることを感謝しています。
だからこそ旦那さんが気持ちよく帰って来れるように家の事をしっかりしておきたいのに赤ちゃんは泣いて進まない…。
と日中はバタバタとして過ごしています。
「いつも見えないところでありがとう」と言ってあげましょう。
家事や育児を手伝う
夫は、授乳が終われば率先してゲップをさせてくれ、抱っこを代わってくれます。
仕事帰りでも寝るまでの間の抱っこは変わってくれますし、私が手首を痛めているため、手首に負担がかからないように気を使ってくれます。
授乳中も「飲めてる?」と聞いてくれたり、飲み物を持ってきてくれたりして、気にしてくれます。
また、料理や後片付けなどの家事も率先してくれます。
それでも”してやった感”を出さずに「一緒にする」「したいからする」といったスタンスでしてくれるので、自然とありがとう。という気持ちになれます。
何もできなくていいのです。
手伝いたいけど何をしたらいいのか分からないなら聞きましょう。
関心を持ってくれないことが一番寂しいです。
家で過ごす時間を大切にしてくれる
夫は育児においてできないことがありません。
もちろん、夫もはじめての子供ですし初めはわからない事だらけでした。
でも、夫は娘が産まれてからずっと一緒に育児をしてくれているからこそ、育児でできない分野がないのです。
きっと私がいない状況でも、しっかり見てくれているだろうなという安心感があります。
夫は子供が泣き止まない時も、優しく声をかけながら抱っこをしたり、ミルクをあげたり様々なことを試してくれます。
しかし、これだけ安心して預けることのできる夫がいても、娘が気になり、なかなか外に出て行けません。
出かけた時も「母乳を探して泣いてるんじゃないかな」「夫は大変じゃないかな」と気になって仕方ないのです。
遊びに行くなんて、もっての外、買い物や自分の病院でさえもなかなか行けません。
そんな中、旦那さんだけ仕事帰りに飲み会、週末は釣り、朝までゲームをしてずっと寝ている生活をしているとどうでしょう。
私ばっかり大変じゃん!と思うのは当然です。
この間、夫に実家の犬に会いたいと言うと「たまには1人でゆっくり行って来なよ!娘は任せといて!」と言ってくれました。
おかげで2時間ゆっくりと実家で過ごすことができてとても嬉しかったです。
夫は仕事が終われば買い物以外で寄り道をせずに帰ってきてくれますし、いつも手伝ってくれているという感謝があるので夫の休日のリフレッシュ(夫は休日にウォーキングを1〜2時間行います)を嫌な気持ちにならずに送り出すことができます。
週に何回も飲み会に行くのはやめ、一刻も早く帰ってあげましょう。
妻も、旦那さんの趣味や遊びを制限したくありません。
でも妻は気軽に外にさえ出れずに、やりたい事ができていない事でストレスが溜まっているのです。
どうしてもやりたい趣味があるなら、奥様にも時間をプレゼントしてあげて下さいね。
子供に目一杯愛情を注いでくれる
なにより、これが一番嬉しいです。
毎日娘に「可愛い」「大好きよー」など優しい言葉をかけてくれたり、絵本やおもちゃでいっぱい遊んでくれます。
〇〇出来るようになった!体重が増えていた!などの娘の成長に、私と同じ目線で「すごいね!」と喜んでくれるのはとても嬉しいです。
「この前までできなかったのに、今日はできるようになってる!」という喜びを一緒に共有できることが、なによりの喜びだと思っています。
夫は私以上に心配性で、娘の色々なことを気遣ってくれます。
布団の掛け方ひとつでも、”手足は冷たくないかな?”、”暑くないかな?”、”お腹は冷やさないように”、”窒息しないように”などと様々なことに気を遣ってかけてくれます。
多少のことがあっても、「まあ娘をこれだけ可愛がってくれてるんだからいっか」と思えるのです。
幼少期に子供が父親とたくさん遊ぶ事で、メンタルが安定すると研究結果で出ています。
それくらい、子供にとって父親との時間は大切なものです。
たとえ遊び方がどんなにカッコ悪くても、子供に目一杯の愛情をかけてくれるパパは、家族にとって1番のカッコいいヒーローです。
まとめ
とにかく思いやりをもって接しあうことが、産後クライシスを防ぐ方法だと思います。
お互いに、自分の方が少し損をしているかも、と思うくらいに相手にしてあげることが大切です。
難しいですが、良かったら参考にしてみてくださいね。
また、妻の私も、私なりに心掛けていることがあります。
良かったら合わせて読んでくださいね。
https://uchino-blog.com/huuhu/no-postpartum-crisis-wife-edition/