ついカッとなって怒ってしまった…。そんな自分にも腹が立つ。
などの経験をしたこと、ありますよね。
私も昔はすぐにイライラして怒ったりしていました。
今回は、怒りのコントロールをする方法についてご紹介したいと思います。
怒りとは?
人間なら誰でもある感情です。
私は怒りっぽい性格だから、ダメなんだ…と落ち込むことはありません。
怒りという感情は、私たち人間にとって必要な感情だからです。
心理学的には、怒りは二次感情と言われています。
二次感情というのは、一次感情を感じたことにより生じる感情のことです。
一次感情は、悲しい・寂しい・不安・恐怖心・イライラ・恥ずかしい・困惑・辛い・苦しいなどの本当に感じている感情のことをいいます。
言葉にしてもわかりにくいので、例を挙げると…
私は彼に浮気をされて怒りが湧いた
この時の一次感情は
・信じていたのに裏切られて悲しい
・あんなにラブラブだった時期もあったのに、他の人に気持ちが向いていて寂しい
・いつからこんなに歯車が狂ったのか分からない
・私はあなたのために、料理を作ってあなたの帰りを待っていたのに辛い
・もう2度と今までのように戻ることはない悲しみ
このように、さまざまな一次感情から、「怒り」という二次感情に繋がっています。
アンガーマネジメントとは
怒りをコントロールするスキルのことです。
怒りを我慢することではなく、「怒らなくてはならないときに怒り、怒らなくていいときには怒らない」と区別することをいいます。
アンガーマネジメントのメリット
・旦那さんに細かいことで文句を言ってしまう
・子供が言うことを聞かず、どなってしまう
・部下の失敗をついカッとなって責めてしまう
など、怒らなくてもいいのに怒ってしまうことを防ぐことができます。
例えば、あちこちに服を脱ぎ捨てて片付けない旦那さんに腹が立ったとします。
アンガーマネジメントによって、怒りをコントロールすることが出来ていれば、わざわざ小さい事に怒らずに済みます。
すると、喧嘩が減り、夫婦仲良しに繋がります。
アンガーマネジメントの方法
1. 腹が立ったら怒る前に6秒待ってみる
怒りのピークは約6秒といわれています。
6秒間怒らずに待てば、少し怒りはマシになります。
2. イラッときたら、それを言葉にする
これをアンガーログといいます。
怒りを感じた瞬間に、自分の感情をありのまま紙に書き出してみましょう。
後日、見返した時に、「こんなつまらないことで怒っていたのか」と思うはずです。
このように、怒りを言葉にすることで、客観的に気持ちの整理を行います。
3. この怒りは10段階でどのくらいのレベルか考える
自分の怒りに点数をつけましょう。
怒りを数字にしてみると、自分の怒りを冷静に見ることができ、怒らなくてもいいところで怒ってしまうのを防げます。
4. 自分の「こうするべき」を基準にしない
私たちは、現状と自分の「こうするべき」との価値観のズレにより怒りを感じます。
そのため、まずは自分にとっての「べき」と相手にとっての「べき」は違うことを理解しましょう。
そして、許せる範囲を広げることが大切です。
まとめ
私は、どんなことがあっても「絶対に許せない」という怒りの10点満点は「浮気」です。
他の怒りに対してはそれを基準にして怒りの点数を決めます。
そのため、ほとんどの事は1点〜3点で、5点以内に収まるため、怒るほどの事じゃないな。と自己コントロールをしています。
みなさんも、アンガーマネジメントをしてみてくださいね。