自分や相手の性格はどんな性格なのか知りたくありませんか?
相手の性格の傾向が分かれば、相手にどのように接したらいいのかがわかるようになります。
今回は、心理学の中で最も信憑性のある心理分析と言われている【ビックファイブ理論】を用いて解説していきたいと思います。
ビックファイブ理論とは?
人間の性格は5つの要素に分けることができると言われています。
「外交性」、「協調性」、「誠実性」、「神経症的傾向」「開放性」の5つです。
これらの組み合わせによって【性格】というものが作られています。
では、まずビックファイブテストをして自分の性格はどの要素が強いのか見てみましょう。
ビックファイブテスト
今から①〜⑩の質問に答えてもらいます。
とても当てはまる場合は4点
少し当てはまる場合は3点
どちらとも言えない場合は2点
あまり当てはまらない場合は1点
全く当てはまらない場合は0点
点数をメモっておいてくださいね。
② 他人に思いやりがあるか。差別なくみんなに優しくできるタイプですか?
③ 物事を徹底的に行いますか?要領よく仕事をこなしますか?
④ 気分の浮き沈みが大きく、心配事や不安になりやすいタイプですか?
⑤ 好奇心が強く、新しいものが好きですか?
⑥ 大勢で話すのは苦手ですか?また、自分は恥ずかしがりだと思いますか?
⑦ 思ったことをすぐに口に出してしまい、冷淡な反応をしちゃうタイプですか?
⑧ 衝動的で、あまり物事を考えずに動くタイプですか?物事をギリギリまで手をつけないタイプですか?
⑨ 悩み事が少なくて、感情がぶれにくいですか?
⑩ イノベイティブな考え方はあまり好きではなく。常識的で保守的な考え方をするタイプですか?
それでは、⑥〜⑩の点数を反転させた点数にしてください。
例)1点の場合は3点に。4点の場合は0点に。
② +反転後の⑦=協調性
③ +反転後の⑧=誠実性
④ +反転後の⑨=神経症的傾向
⑤ +反転後の⑩=開放性
0〜4点の場合、その傾向が低い
5〜8点の場合、その傾向が高い
外交性
外交性の傾向が高いと…
陽気な性格、積極的、人が好き、話すことが好き。
エンターテイメント、旅行にお金を使うと幸福度が上がります。
外交性が低いと…。
内気な性格、内向的、無口に思われることがあります。
物事を突き詰める人が多いです。
協調性
協調性が高いと…。
優しくて心が広い、チームで協力することができる良い人、素直な人が多いです。
ただ、他人からの目が気になるため、集団から抜きに出ることは難しいタイプでもあります。
寄付、ペットにお金を使うと幸福度があがります。
協調性が低いと…。
気が短い、衝動性が高く、思ったことをズバッとすぐに言ってしまう傾向にあります。刺々しい喋り方をするひとが多く、自己中心的。人の指示に従うことは苦手です。
誠実性
誠実性が高いと…。
真面目。計画的に物事をこなし一生懸命、几帳面に仕上げます。
こだわりがある人も多いです。
誠実性が高いひとは仕事で成功しやすいです。
保険や健康にお金を使うと幸福度が上がります。
誠実性が低いと…。
おおざっぱで他人に流されやすい傾向にあります。
いい加減でめんどくさがり、物事の飽きが来るのが早く、集中力が続きません。
神経症的傾向
神経症的傾向が高いと…。
つまりメンタルが弱いということなので、不安になりやすい、傷つきやすい、心配事が多く、プレッシャーに弱いタイプです。
ギャンブルなどアップダウンのあるものにお金を使うと幸福度が上がります。
不思議ですよね。
神経症的傾向が低いと…。
常にリラックスしており、気分にムラがありません。
落ち着きがあります。
開放性
開放性が高いと…。
拡散的思考を持っています。つまり新しいことへの興味が高く、オリジナリティや想像力も高いです。
常に一歩先を行く考え方ができるため、芸術のセンスがあります。
自立心が高く、頭の回転も早いため臨機応変に動くことができます。
センスがいいひとが多く、おしゃれな人が多いです。
エンターテイメント、美容にお金を使うと幸福度が上がります。
開放性が低いと…。
妄想をせず、現実的に物事を考えるため安心感があります。
オシャレよりも実用的思考で、マニュアル好きです。
伝統などの古くからあるものが好きです。
言動からわかる性格
歩くのが早い人は、「外交性」「誠実性」「解放性」が高く、「神経症的傾向」が低い(つまりメンタルが安定している)人です。
逆に歩くのが遅い人は、「誠実性」が低く「神経症的傾向」が高いです。
日頃の活動量が少ない人は「神経症的傾向」が高いです。
つまり、アウトドア派の方がメンタルが安定しているということですね。
まとめ
性格を5つに分けて考えるのは面白いですよね。
良いとか悪いではなく、正しく性格を知ることは必要なことです。
是非、自分がどんな性格かをチェックしてみてくださいね。